ネットワークビジネスおすすめ本

ネットワークビジネス 女性の出番―これがもっとも賢い方法

ブックレビュー社

ネットワーク社会の女性のライフスタイルを紹介する。
ビジネスを成功させた主婦の実体験を基に実証

パートをしながら その何倍もの収入が得られる。しかも元手もかからない。そんなうまい話はないとだれもが思うだろうが ネットワーク・マーケティングをビジネスとして成功させた主婦が 体験をもとに実証してみせた女性のためのニュー・ビジネス書である。

ネットワーク・マーケティングという言葉は日本ではまだなじみが薄い。ネットワークとマーケティングの概念を結びつけたもので 製品供給者(企業)から製品やサービスが代金と引き換えに消費者に届くマーケティングをネットワーク化したものだと著者は説明している。

女性の立場で製品・サービスをとらえ 満足すればその製品・サービスを受け入れて賛同者をふやしていく。ネットワーク化していくこの過程で 新しいタイプのビジネスが生まれるという。

企業は自社の製品・サービスを販売するために多大の宣伝,広告費を費やす。しかし、宣伝・広告は供給者側の価値観に基づいており 実際に製品・サービスのよしあしを判断するのは消費者である。消費者がマーケッターになり 製品・サービスを判定すれば客観的な価値観が生じ よい製品との評価が定まっていけば 企業の営業も拡大することになる。自社製品を評価するマーケッターのネットワークが広がるところがビジネスとなるのだ。

つまりマーケッターは 企業の代理業者として企業から報酬を受けとる独立した経営者となれるのである。そのネットワークづくりには費用も人手もかからない。なぜなら口こみで十分だからだ。日常無意識にしている行為で 企業との間に契約による金銭授受関係が発生するわけだ。それならば特定企業のまわし者とみられないか 賛同者をひろげることは ねずみ講と同じでないのか?

それは違う と著者は言う。マーケッターはすぐれた製品・サービスだけを選ぶのであり それが生活向上につながっていくからである。顧客満足度(CS)を満たす時代にかなったビジネスといえようか。

 著者ナンシー・フェイラはネットワーク・ビジネスを始めてから25年の実績をもち 数々のノウハウを伝授し 疑問点もわかりやすく教えてくれる。ビジネスの仕組みも分かって面白いが これからの女性のライフスタイルについても いろいろな示唆を与えてくれている。 (セコム広報室顧問 小林 弘忠)

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