ネットワークビジネス・MLMのビジネスプランを説明する時に
「ねずみ講」と同じくらいの頻度で出てくるのが「マルチ商法」です。
「MLMってマルチ商法だよね?」
~と尋ねられたら、あなたはどう応えますか?
「マルチ商法」とは本来、ネットワークビジネス・MLMのことをいいますので
間違いではありません。
マルチ商法=ネットワークビジネス・MLMです。
ですが、限りなくブラックに近い「マルチまがい商法」・「悪徳マルチ」と混同されるため
ネットワークビジネス側の人間が「マルチ商法」という言葉を使うことはめったにありません。
マイナスイメージを避けるため、使いたがりません。~といった方が正しいかな。
または、きちんと違いが分かっていないか~のどちらかです。(笑)
ちなみに「マルチまがい商法」は「マルチ商法」に似て非なるモノ、
「悪徳マルチ」は「マルチ商法」を悪用しています。
「マルチまがい商法」は
日本においては 度重なる法改正により事実上の死語と化し、
現在では使われることはありませんが、
ニュースでは「マルチ商法まがい」と使われることがあります。
WIKIでは
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連鎖販売取引のうち商品を再販売しないもの。具体的には、次のいずれかになる。
・商品を受託販売するか、販売あっせんするもの。
・同種役務の提供をするか、同種役務の提供あっせんをするもの。
(この用法では、連鎖販売取引のうち商品を再販売するものを「マルチ商法」とする。)
連鎖販売取引で、子会員の募集地域や会員数に制約を設けたもの。
(この用法では、制約を設けないものを「マルチ商法」とする。)
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と 定義されています。(wikipedia「マルチまがい商法」より引用)
「悪徳マルチ」は
「マルチ商法で違法な勧誘をしている」もの
をいいます。
「悪徳マルチ」は違法です。(システムそのものは違法ではないのに。。。)
そして、マルチまがいの「まがい」が省略され、
悪徳マルチの「悪徳」~が省略され、
いつのまにか「マルチ」そのものが、
「マルチ商法=悪徳・違法」というイメージがつき、
「マルチ商法」が悪い意味で使われるようになってしまいました。
このように誤解されている方が多いのです。
そのビジネスが、
きちんとしたネットワークビジネス・MLMなのか
それとも「マルチ商法まがい」なのか、
またはやり方が「悪徳マルチ」なのか、を見極めるには、
その会社のサービス内容やビジネスのプラン・または勧誘者の勧誘方法等など、
冷静になって調べてみない限り判断ができません。
内容をよく検討させず、
その場の勢いで入会を急がせる・断らせないようなものは、
「悪徳マルチ」かブラックに限りなく近いです。
一消費者として、
つまり、ビジネスをせずに愛用するだけの購入をしたとしても、
その会社の商品やサービスを利用したいと思えるようであれば、
それは正当なビジネス(商品・サービス)といえます。
逆に価値の無さそうな商品なのに不釣り合いな高額値段がついていたり、
入会金集めが目的と想われる場合は 完全に「悪徳マルチ」です。
絶対に購入・申し込みをしてはいけません!
付き合いや義理で参加したりするのもいけません!
何度も書きますが「悪徳マルチ」は違法です。
あなたも、罰せられてしまいます。
もし、
「MLMってマルチだよね?」
と尋ねてみてその方がどう答えるか~で、
その方がきちんと理解しているかどうかの見極めがつきます。
また、逆に私達も
「MLMってマルチ商法だよね?」
と尋ねられたら
「そうだよ。マルチ商法だよ。」
と、答えつつ
ネットワークビジネス・MLMと「悪徳マルチ」との違いを
きちんと説明出来るようになりたいものです。